治療抵抗性統合失調症の治療薬であるクロザピンの国内での普及率は、都道府県や医療圏ごとの格差が大きい。各都道府県別の人口10万人あたりのCPMS(Clozaril Patient Monitoring Service)登録患者数を見ると、人口比で最も多いところと少ないところとでは約20倍の差があり、北海道は5.2人と全国平均の6.3人を下回っている(2019年時点)。
当院は2012年にCPMS登録後、2024年10月現在までに計60名の患者にクロザピンを導入してきている。近年はCPMS登録医はもちろん、CPMS登録医療従事者を増やし、患者にとって包括的なクロザピン治療を提供すべく、院内でクロザピンチームを構成した上で、さらに導入数を増やしている。他院からのクロザピン導入依頼も積極的に受け入れている。
大谷地病院は2012年にCPMSに登録後、院内での使用経験を積み、クロザピン治療に熟練した医師が複数在籍しています。
当院では治療抵抗性統合失調症に対するクロザピン治療をより一層積極的に導入していきます。
クロザピン導入をご希望の方は、当院医療連携室までご連絡ください。
① | 大谷地病院 医療連携室へ、ご連絡ください。 |
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② | 診療情報と 大谷地病院クロザピン導入依頼用紙 の内容に基づき、当院クロザピン治療担当医が適否のチェックをいたします。 |
③ | 当院外来受診、もしくは直接転院の上で、クロザピンの説明・同意の取得を行います。 |
④ | 当院入院で導入となります。 |
当院医療連携室までご連絡ください。
お問合せ:医療連携室
電話:011ー891ー3737(代表)
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