大谷地病院では救急対応から在宅生活まで包括的な医療と支援を行っております。
医療
患者様の緊急時に対応するため、24時間・365日の救急診察を行っております。また精神科救急病棟を運営しており、急性期の患者様に質の高い医療を提供することが出来ます。内科医も常勤しており身体疾患への治療も同時に行うことができます。患者様の症状・回復状態に合わせた看護・介護・リハビリを実施し、多職種との連携した退院後の生活を含めたサポートを行っております。
認知症専門外来(物忘れ外来)を開設し、認知症専門医による診断・治療を行うことができます。また、認知症治療病棟があり、地域で生活・対応することが難しくなった患者様を受け入れ、一日でも早く地域生活に戻れるよう医師・認定看護師含めスタッフが連携し取り組んでおります。
在宅支援
住み慣れた自宅でその人らしい生活を支えるため、スタッフが自宅を訪れて行う各種の訪問事業をすすめています。訪問看護ステーション エミーデでは訪問看護師が自宅を訪れ、身心のケアや生活に必要なサポートを行います。また、施設に入所し、医療やリハビリを利用する事が難しい方に対して、医師が直接施設を訪れて診察を行う訪問診察や作業療法士が施設で過ごす患者様への訪問リハビリテーションを行っております。
精神科デイケアでは患者様のニーズに合わせ機能分化した3つのグループ(第一デイケア。第二デイケア・復職支援デイケアFROG)があり、プログラムでは社会認知ならびに対人関係のトレーニング(SCIT)や認知矯正療法 NEAR(当院ではプログラム名「ブレトレ」)などエビデンスに基づいた質の高いプログラムを取り入れています。
関連施設
当院のサテライトとして新さっぽろファミリアクリニックを開院し、また、介護や障がいのお悩みや専門的な制度などについてケアマネジャーや相談支援専門員がお答えする「障がい相談といろ」・「介護相談窓窓口」を新札幌アークシティビルに開設しました。
精神障がいを持った方の就労や活動のサポートを行うための施設として「就労支援センターてとて」「元気カフェBlan(ブラン)」があります。多くの方に働く場を提供し、働くことの楽しさを共に分かち合いながら、これからの生活に向けて必要な支援を行います。
有料老人ホーム(カペラ青葉・カペラ西岡)、グループホーム(レガロ大谷地・レガロ西岡)、介護老人保健施設(ナーシングヴィラ大谷地)、サービス付高齢者住宅(アリビオもみじ台)など高齢者向けに機能分化した施設と連携し、患者様のニーズに合わせて退院後の生活・医療・ケアを包括的にサポートしています。